今回は「銅」の記事です!
このブログではおそらくはじめて金属についての記事を書くと思います。
さて、みなさんは、「金」「銀」「プラチナ」は貴金属としてひとまとめにしている方が多いのではないでしょうか。
「金と銀は宝飾品に使われるけど、銅は安いでしょ?」
「銅は産出量もあるし、工業用で買うのが普通?」
と、疑問を持っている方もいると思います。
「銅と自然銅は何が違う?」という方向けにも、詳しく解説していきますので宜しくお願い致します。

1.銅について
まずは銅についての基本情報からです。
化学式:Cu
モース硬度:3.0程度
沸点:約2571℃
融点:約1085℃
産地:チリ、ペルー、USAなど
価格:自然銅なら1g数十円~、工業用銅なら1g1円~2円、人工ナゲットなら1g2~4円
・輝銅鉱 Cu₂S
・赤銅鉱(酸化第一銅) Cu₂O
・孔雀石(マラカイト)Cu₂(Co₃)(OH)₂
など
2.「自然銅」とは
自然銅と銅の違いを考えてみましょう。
もとはといえば、銅も自然銅なのですが...。一般的に自然銅とは、「自然のままの算出時の状態を保っている銅」です。
つまり、人の手が一切加わっていない形の銅です。
ということは、形はいびつだったり凹凸があったりします。
3.自然銅のナゲット
自然銅として売られているものの大半は、「ナゲット」といわれる小さな塊か、「母岩を伴う銅結晶」です。
後者の方が高く取引されていますが、それでも10gで1500円程度で購入できます。
自然銅のナゲットの実物はこんな感じ↓


↑銀みたいに光ってますが、光の関係なだけです(笑)銅です。
自然銅の母岩付のものはこんな感じ↓

自然銅の場合は形が非常にいびつなので、人工とは区別がつきやすいです。
4.今後の価値は?
基本的に、銅自体の価格は上昇していきます。というか上昇しています(笑)
ということで、自然銅の価値も多少は上昇すると考えられます。ただ、工業用で使えるようなものではないので、極端な上昇とはならないでしょう。
(大量の銅を買いたい人は銅線などで買うので)自然銅は鉱物好きの人たちだけが買うプレミア価格になります。
今も実際にそうなっていて、銅線は1gで1.7円ほどのはず(2025/12/6現在)ですが、自然銅は1gでその数十倍から500倍程度の価格で取引されています。
5.どこで買える?
自然銅は、「ネット」「ミネラルショー」「天然石店」の3つの場所で購入できます。
ミネラルショー...期待度中~高、品揃え多
天然石店...期待度低~中、品揃え普通
一番確実なのは、ネットとミネラルショーですが、一部の天然石店にも置いてあることがあります。
「宝石!!!」というお店よりも、「鉱物」といった感じのお店の方が取り扱いがあります(わかりづらすぎ)。
質より量系のお店の方が取り扱いしてます。伝わるかな?(あくまで推測ですw)
ネットショッピングで買えるのはもちろんのことなので説明は省きますが、問題はミネラルショーです。
ミネラルショーでは、何かと多く自然銅が取り扱いされています。
特に、大きい規模のミネラルショーほどある確率が高まります(当たり前)。
何十個も売っていて「1個500円」みたいな感じのものもあれば、1点ものみたいに売られていることもあります。
どちらにせよ、大きい銅は取り扱いがなく、小さい数g~50gのものが中心なので、1㎏超えのものはないと思っていただいて結構です。
自然銅を選ぶときは、「酸化銅になっていないか」「明らかに高い価格でないか」「産地はどこか」を確認しておくと、後から後悔しないで済みます。ほとんどの自然銅は500~1500円(10g)程度が適正価格ですので、覚えておくとよいでしょう。
6.銅の特徴とは
銅は見た目、条痕色ともに「赤銅色」です。銅を含む鉱物は金色などをしていますが、自然銅は明らかに「銅!!」という色をしています。
また、色は単色ですが、時間とともに酸化銅となり、黒っぽくなり、やがて緑青となります。
そして、銅は金属なので、電気を通し、金属光沢がみられ、展性、延性がみられます。


7.さいごに
みなさんは自然銅についてお分かりになられましたでしょうか。
現在は、銅は価格が上昇基調にもあり、半分投資目的で購入されてもよいと思いますし、鉱物のコレクションとしてもあってもよいと思います。
身近な鉱物の銅について、少しでも新しい学びを提供できたなら幸いです!