メダカが産卵してくれない…。
切実な悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。特に近年は夏は酷暑、冬は豪雪と、日本がどうなるのか分からないくらいの極端な気候が続いていますよね。
そんな中で、「うちのメダカの産卵量は正常なの?」という方や、「産卵時期を知りたい!」という方向けに、記事を書こうと思います。
SABCDE評価でランク付けして詳しく産卵時期を解説していきますので、ぜひ最後までお読みください!
1.前提
前提条件
・幹之系メダカの場合(通常体型)
・屋外飼育
・水温は関東~九州の平地の目安
・ランク付けについて。Sは超産卵量が多い、Eは産卵しない。
・あくまで私の経験からの目安。
・屋外飼育
・水温は関東~九州の平地の目安
・ランク付けについて。Sは超産卵量が多い、Eは産卵しない。
・あくまで私の経験からの目安。

2.月ごとの産卵量
さっそくになりますが、ここからは月別に超詳しく産卵量を解説していきます!S~E評価で細かくランク付けし、なるべく分かりやすいようにしてあります。
12~2月
産卵量:E
水温目安:4~10℃
餌の量目安:ほぼ与えない
水温目安:4~10℃
餌の量目安:ほぼ与えない
冬の時期は本当にピクリとも動かずに、底の方に静止しています。生きてるのかどうか疑うほどですが、水槽が全凍結しなければなんとかなります。屋外飼育ならもちろん餌はあげません。
3月
産卵量:前半→D- 後半→C-
水温目安:10~15℃
餌の量目安:中旬から少量、冬用の餌を与える。(「メンテナンス」という餌など)30秒で食べきれるくらいの量で!
水温目安:10~15℃
餌の量目安:中旬から少量、冬用の餌を与える。(「メンテナンス」という餌など)30秒で食べきれるくらいの量で!
まずは一日一回だけ餌をあげながら様子を見ましょう。
やっと15℃を越してきますが、まだ朝は霜が降りたり、ときには雪が降るので餌は殆ど与えません。暖かい太平洋側の地域や南西諸島にお住まいの方は餌をあげ始めます。
4月
産卵量:前半→C 後半→B+
水温目安:15~20℃
餌の量目安:通常の量。一日に2回!!
水温目安:15~20℃
餌の量目安:通常の量。一日に2回!!
産卵を狙える時期に突入しますが、北海道の一部地域の方はまだ冬眠中のメダカがいるかもしれません。関東以西の方は、少しずつ餌の量と頻度を増やして、産卵に向けた体力づくりをしましょう。
5月
産卵量:前半→A 後半→S
水温目安:17~23℃
餌の量目安:多めに与える。繁殖用の餌も可。1分以内で食べきれる量を1日3回以上が理想(水が汚れるので水替えも多く!)
水温目安:17~23℃
餌の量目安:多めに与える。繁殖用の餌も可。1分以内で食べきれる量を1日3回以上が理想(水が汚れるので水替えも多く!)
ついに産卵本調子になってきます!特に最近は暑くなるのが早いので、5月の特に後半は年に2度しかない産卵ビッグチャンス。
餌の量を日に日に増やしましょう。「繁殖、産卵用」という餌を使ったり、生き餌を使うと産卵しやすくなります。
6月
産卵量:前半→A 後半→B
水温目安:20~33℃
餌の量目安:引き続き多め。梅雨の寒暖差はメダカにとってのストレスに。エサはメダカの体調をみながら、1日2回
水温目安:20~33℃
餌の量目安:引き続き多め。梅雨の寒暖差はメダカにとってのストレスに。エサはメダカの体調をみながら、1日2回
6月は梅雨に入るなどして寒暖差が出始めます。全国的にみれば、雨の日も多くなる時期。無理に餌は与えませんが、前半は産卵のチャンス。
7月

産卵量:前半→B+ 後半→B
水温目安:25~37℃
餌の量目安:夏バテする個体も。通常の量に減らしてもよい
水温目安:25~37℃
餌の量目安:夏バテする個体も。通常の量に減らしてもよい
梅雨明けすると酷暑がやってきます。餌の量は少し減らして、夏バテ対策を。
すだれや遮光ネットが我が家で役立ちました!
8月
産卵量:前半→B- 後半→B+
水温目安:28~37℃
餌の量目安:通常の量に留める。ただし繁殖させたいなら多めに
水温目安:28~37℃
餌の量目安:通常の量に留める。ただし繁殖させたいなら多めに
最近は40℃がしょっちゅう出て大変です。水温も40℃以上になると死ぬ確率があがるので、発泡スチロールなどで飼育するか、水量が多い水槽で飼育すると温度の上昇を防げます。
本格的な産卵は見込まなくてもよいでしょう。
9月
産卵量:前半→A 後半→
水温目安:19~30℃
餌の量目安:多めに与える。繁殖の絶好チャンス(1日3回、1分以内で食べきれる量)
水温目安:19~30℃
餌の量目安:多めに与える。繁殖の絶好チャンス(1日3回、1分以内で食べきれる量)
9月になっても相変わらず暑いですが、後半になれば一気に涼しくなってきます。
急に寒くなると産卵量も微妙ですが、基本的には年に2度の産卵ビッグチャンスの2回目になります。涼しさにメダカが慣れてきたら(涼しくなってからの2週間は大量産卵は望まないでおく、涼しさに慣れさせる)、餌の量と頻度を再び増やします。
ここでも水替えをしながら、産卵を促します。基本的には産卵用の餌を使っても問題ありませんが、油膜が浮いたら餌の量を減らしましょう。
10月
産卵量:前半→A- 後半→C
水温目安:17~25℃
餌の量目安:今季最後の繁殖チャンス。しかし、だんだん少なめにしておく
水温目安:17~25℃
餌の量目安:今季最後の繁殖チャンス。しかし、だんだん少なめにしておく
10月もほとんどの地域で産卵が絶好調。後半になると寒くなるので、餌の量も減らしましょう。
やっと暑さが完全に落ち着きますが、急に寒くなります。今のうちにメダカの室内への引っ越しやヒーターの取り付けを考えておきましょう。
11月
産卵量:前半→D 後半→E+
水温目安:11~20℃
餌の量目安:少なくする。夏の半分くらいの量を1日1回
水温目安:11~20℃
餌の量目安:少なくする。夏の半分くらいの量を1日1回
寒くなってくる時期。餌の量は少なくしていって、最低気温が一桁になってメダカが底の方で動かなくなったら餌は完全に断ちましょう。室内ならまだ産卵します。
3.産卵時期のまとめ
これまでの月別の産卵時期についてまとめると、↓
産卵時期
◎:4月下旬~6月中旬、9月中旬~10月上旬
○:4月上中旬、6月下旬~9月上旬、10月中旬
△:3月、10月下旬、11月前半
✕:11月後半~2月
○:4月上中旬、6月下旬~9月上旬、10月中旬
△:3月、10月下旬、11月前半
✕:11月後半~2月
産卵させるためのおすすめ時期はコレ!
【5月、9月中旬~下旬】
理由…この時期なら稚魚が育つ途中で真夏や真冬を迎えることがなく、成長してから夏や冬を迎えられる。つまり成功しやすい!
理由…この時期なら稚魚が育つ途中で真夏や真冬を迎えることがなく、成長してから夏や冬を迎えられる。つまり成功しやすい!
最近は暑い時期が多く、本当に管理が難しくなってきています。稚魚が育ち始めたころに寒くなってしまうため、10月後半からは、卵をとらないようにしましょう(室内で飼育するならアリ)。
4.繁殖しやすいメダカ

正直に言えば、いくら餌の量や種類、飼育環境がよかったとしても、品種や個体差の問題でメダカが全く産卵しないこともあります。
本当に初心者の方がメダカを殖やしたいなら、産卵しやすい以下の品種から試しましょう。
ちなみに、繁殖目的なら室内飼育はもってのほか。屋外で健康的に泳がせると、体力も付いてよく抱卵します。
また、いずれもホームセンターなどでなく、メダカ専門店から購入すると、個体の元気がもともとよく、死にづらく産卵量も多い傾向があります。
※上の品種ほどおすすめ
・幹之(フルボディでも可):(1匹)¥200~500
・黒ラメ系、黒幹之、白幹之(カブキなども):¥300~1500
・紅ほっぺ(半ダルマくらいだと産卵しやすい):¥150~700
・楊貴妃(ダルマは✕):¥200~600
・白メダカ:¥100~300
・黒ラメ系、黒幹之、白幹之(カブキなども):¥300~1500
・紅ほっぺ(半ダルマくらいだと産卵しやすい):¥150~700
・楊貴妃(ダルマは✕):¥200~600
・白メダカ:¥100~300
あまり産卵しない品種
また、産卵床も大切です。せっかく産んでくれても、水槽の底に落としてしまって見失う卵も多いからです。産卵床を工夫すれば、卵の量は見かけ上多くなります!

我が家では「ころたまボール」をおすすめします。この商品は水槽に浮かぶタイプや沈むものなど様々なタイプがあり、使いやすく卵もよくとれる感じがします。特に産卵量の絶対数が少ない品種のメダカは1粒を無駄にしたくないので非常におすすめ。
リンク
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5.餌はこまめに
ここは外してはいけないポイントです。産卵量を多くしたいor産卵していない時に産卵させたい、という場合、”餌は1日3回以上”が鉄則です。
ただ、普通にやるだけでは意味がありません。1回の餌の量は少なく、餌の頻度を多くという、まさしく人にとっては面倒といっていいことをする必要があります。
つまり、常に満腹状態にしてあげるのですが、注意点がたくさんあります。
注意
・餌の量は通常の4分の3~3分の1に減らす
・餌の頻度は上げるが、間隔は2時間は空ける
・餌の量と頻度を多くするほど水換えの量と頻度も上げる
・もちろん夜はあげない
・8時、12時、16時を目安にする。
・餌の頻度は上げるが、間隔は2時間は空ける
・餌の量と頻度を多くするほど水換えの量と頻度も上げる
・もちろん夜はあげない
・8時、12時、16時を目安にする。
その他にも守っていただきたいことはありますが、きりがないので(笑)
詳しくは↓のリンクから。詳しくまとめたのでぜひ見てください!このままこの記事を見ても残りは”6.まとめ”しかないから見る意味はあまりないので。
6.まとめ
どうだったでしょうか。産卵時期や産卵量の目安が分かりましたでしょうか。
あくまでこの記事に書いてあることは「目安」です。何度も言ってくどいようですが、メダカの品種によって産卵量や産卵時期は”大きく”変化します。
ましてや同じ品種でも管理によって全然違います!水温、水質、天候、個体差…。
それでも私たちができることはたくさんあるので、工夫して抱卵させたり、産卵量を増やしたりしましょう。
この記事の重要ポイント3
・餌は1日3回
・5月/9~10月はよく産む
・水換えなども重要
・5月/9~10月はよく産む
・水換えなども重要
少なくとも上記のことを意識しましょう!覚えて帰ってね(笑)
餌と一部の環境整備、水質の安定くらいしか人が貢献できることはないので、ときには気候やメダカの個体差が原因の時もあります。
ご自分のメダカをよく観察して、少しずつ産卵に最適な水温や時期を見極められるとベストです!
今回は以上となります!もし質問等あればお気軽に。
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