Nature&Usefulブログ

一次情報を中心に、役立つ情報を発信できるように頑張ります!

本サイトにはプロモーションが含まれます。当ブログはAmazonアソシエイト等の広告を掲載しております。

【蛍石】やすりで鉱物を研磨する!難易度を徹底的に解説!

 今回は鉱物特別編です!

 鉱物を独自に研磨してみたので、成功したのか失敗したのかなど、詳しくお伝えしたいと思っております。

 

目次

 

スポンサーリンク 

1.注意点、おすすめ鉱物

 鉱物を研磨するときに注意してほしいのが、「モース硬度」です。これは鉱物の硬度(硬さ)を示す指標で、1~10までで分類されます。

 ここで気を付けてほしいのが、モース硬度が「6.5以下」の鉱物を選ぶことです。モース硬度6.5以下の鉱物は、

 

硬度~6.5

・琥珀(アンバー)→硬度2.25程度
・方解石(カルサイト)→3程度
・長石(ラブラドライト、ムーンストーンなど)→6.25程度
・天青石(セレスタイト)→3.25程度

・蛍石(フローライト)→4程度
・ラピスラズリ→5.5程度
・アパタイト→5程度
・オパール→6程度

 などがあります。

 

 この中で実際に研磨した私がおすすめするのは、

 

おすすめ!
グリーンオパール(6)→遊色なしで安心
フローライト(4)→劈開には注意だが値段が安くておすすめ
ラピスラズリ(5.5)→削りやすい。安いものからどうぞ

 です。今回は削りやすい・やわらかめのフローライトで研磨していきます。一方、少し難易度が高いのは、

 

おすすめしない
アパタイト(5)→欠け易い。入手も困難
オパール(6)→遊色効果を薄める原因に。価格も高くハイリスク
ラブラドライト(6.5)→シラー効果を薄める原因に。しかも硬め
クォーツ(水晶系)→硬くて削りづらい。人力で加工は困難

 以上の4種です。いずれも中級者向けです。慣れてきたら勿論OKですが、最初のうちは簡単なものからお奨めします。

2.用意品(準備)

 まずは取り揃えたいものがあります。プロでなければ以下のもので十分です。

用意
・やすり、研磨シート…紙やすりでなく、耐水ペーパーがおすすめ
・ダイヤモンドやすり(あれば)
・磨く原石
・新聞紙
・水 
 



 最低でもこれさえあればOKです。耐水ペーパーの品番は、

揃えておきたい品番
・#80~150のうちどれか
・#200~300〃
・#500前後
・#800前後
・#1000前後
・#1500
・#2000

 といった感じです。数字が小さいほど粗く、よく削れますが、見た目は汚いです。#番号が大きくなれば滑らかに仕上げることができます。基本#100→#250→400…といったように磨いていきます。本気でピカピカにしたい人は、少し高いですが#5000や#10000も売っています。

 ダイヤモンドやすりはほぼすべての鉱物を削れるので、やろうと思えばダイヤモンドやルビー、サファイアも削れますが、時間がかかります。削るスピードはやすりとあまり変わりませんが、スティック型になっています。

  • 耐水ペーパー、紙やすり→カインズホームなどのホームセンター、100均、ネット
  • ダイヤモンドやすり→100均など
  • 原石→ネット、店頭などで売ってます。やわらかめの鉱物がおすすめ
  • 新聞紙→なんでも。紙でもよい。下にひく用です。
  • 水→家の水道水※水に弱い石もあるので注意

研磨に必須の道具のお値段目安

 

値段
紙やすり
#80~1000…1枚¥100
耐水ペーパー
#100~2000…1枚¥100
#2000~10000…1枚¥400(ホームセンターだと500円近い)
ダイヤモンドやすり
1本¥500~2000(100均ならそれ以下)
原石
フローライト…1個¥300~600
ラピスラズリ…1個¥500~2000
オパール…1個¥1500~10000以上
 原石はお好きなものをどうぞ。
 

3.研磨実践(準備)

 まずは準備をします。

順序
①新聞紙を机など平らなところに置く
②皿などに水を入れて新聞紙の上に置く
③耐水ペーパー、ダイヤモンドやすりと原石を置く

 新聞紙がないと机が削れてしまうので注意!ダイヤモンドやすりの場合、ダイヤモンドが使われているのでほぼすべてのものに傷をつけることができてしまいます。誤って家具などに触れないように。

①新聞紙を机に敷く

 これはそのままです。私は撮影の便宜上、布でやっていますが、新聞紙の方が好ましいです。

②水を入れる※皿は汚れる・削れる覚悟

私は綿棒が入っていたカップを使いました(笑)要らない容器を使用しましょう!研磨材や鉱物の粉で傷つきます。食器用の皿だと鉱物の粉で傷つき、その粉が入り込むのでやるなら安いプラスチック製にしましょう。

③残りの準備

 あとは机に原石と耐水ペーパーをのせるだけです。耐水ペーパーは小さく(二分の一~四分の一)にしておくとやりやすかったですが、小さくしすぎると片付けが大変。

4.研磨実践(前半)

 #の番号が小さいものから。#番号はやすりの裏側に書いてあります。

↑この場合、#400

順序
④#150以下で20分磨く
⑤#300程度で5~15分研磨
⑥#400(以下#300と同様)
⑦#600
⑧#800
今回はこのフローライトを使っていきます。

④#180

まずは荒く削ってOK。削りたい面をやすりにかけていきます。力は込めますが、あまり強くやると(フローライトは特に)クラック(ひび)や欠けができてさらに多くの時間を費やすことになるので注意。 

 鉱物には決まった方向に割れやすい性質劈開)をもつものが多く、適当にやると延々と傷とりに時間がかかります。

これが#180とダイヤモンドやすり終了後。クラック除去により溝が発生(笑)この#100前後が一番大変です!

 適当にやっても20分程度。

⑤⑥#400

 次は250、300と行きたいところですが、家にないので(笑)#400。見づらいですが削りました。

 ここは10分程度で仕上げます。形が整ってきて疎かに研磨しがちですが、あとあとのテカリや透明度に直結するので気を付けます。


⑦⑧#800

 ここまでくるとほぼ平らになり、やすりがけも楽になってきます。ここも大事な作業なので、#500、#600など持っている人はなるべくたくさんの番号を使っていきましょう。

5.研磨実践(後半)

 #1000以上の細かいやすりで仕上げます。人によっては#10000程度まで研磨してもよいですが、時間がかかります。ただ、仕上がりはピカピカになると思います。

順序
⑨#1000で15分研磨
⑩#1500で同じく研磨
⑪#2000
(⑫#2500)
(⑬#3000)
(⑭#5000)
(⑮#10000)

⑨#1000

#1000からはやすりにかけても音が「ガリ、ゴリ」という音から「シャリ、サラ」というように軽く滑らかな音になってきますが、油断大敵。丁寧に。



⑩#1200

 #1200がない人は#1500でやりましょう。#1000番以降は各5~15分でよいです。長い時間を描ければ綺麗な仕上がりになります。

⑪#1500

 

 かなり滑らかになってきました。まだピカピカとはいきませんが、テカリも出てきました。

⑫~⑭#6000

 

 スティック型のやすりは楽~!(笑) 

 #3000以上のやすりはお値段が張るので、#6000と#10000のみ購入。一枚数百円するので、#6000は200円台のスティック型にしましたが、買って正解。指がつるのを多少防げる



⑮#10000

 遂に最後の#10000!丁寧に仕上げます。

 このピンクのやつが#10000。触ってもやすりという感じはあまりしません。若干凹凸がある程度。精密に作られていることが分かります。

 夜の隙間時間でやったので、合計40分で終わりにしました!

6.完成品&飾り方

最初は↑のようにザラザラでしたが…。

 

↑このようにある程度滑らかになりました!

 原石として飾っても良いですし、立てかけられない原石の一部分だけ磨いて、原石が自立できるようにするのも研磨目的の一つです。

 私はブログ用にやったので急いでしまいました。そのためちょっと汚い…。大量の種類のやすりを買って一つの工程に20分かければ、見違える出来になると思います(笑)

 

7.研磨のコツ

 手がつって、腕の筋肉が少しおかしくなるかもしれないので、手や腕に疾患や心配がある方はお止めください。

 やるときはスティック型やすりもおすすめ。机にやすりを置いて、石の方を動かします。近くに水を置いて、常に水にぬれているようにします。

 片付けは簡単ですが、研磨した後に粉が出るのでそこだけ注意してください。(水で研げば基本的には大丈夫ですが)

8.まとめ

 やってみると面白いですが大変です!暇があるときにでもチャレンジしてみてください!思ったよりも自分の思い通りの形に削るのには時間がかかります。

 ただ、材料費はやや安め(1500円~4000円)なので、長期休暇などにおすすめです!新聞紙などは家にあると思うので、やすりと原石だけでも始められます。正直原石の値段で材料費は決まります。

 みなさんもぜひ試してみてください!

 

 ↓ジオードクラッキングも家でもできておすすめです! ジオードについて詳しくまとめた記事

shokubutsumedaka.hatenablog.com