今回は鉱物特別編です!
鉱物を独自に研磨してみたので、成功したのか失敗したのかなど、詳しくお伝えしたいと思っております。
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1.注意点、おすすめ鉱物
鉱物を研磨するときに注意してほしいのが、「モース硬度」です。これは鉱物の硬度(硬さ)を示す指標で、1~10までで分類されます。
ここで気を付けてほしいのが、モース硬度が「6.5以下」の鉱物を選ぶことです。モース硬度6.5以下の鉱物は、
・琥珀(アンバー)→硬度2.25程度
・方解石(カルサイト)→3程度
・長石(ラブラドライト、ムーンストーンなど)→6.25程度
・天青石(セレスタイト)→3.25程度
・蛍石(フローライト)→4程度
・ラピスラズリ→5.5程度
・アパタイト→5程度
・オパール→6程度
などがあります。
この中で実際に研磨した私がおすすめするのは、
・フローライト(4)→劈開には注意だが値段が安くておすすめ
・ラピスラズリ(5.5)→削りやすい。安いものからどうぞ
です。今回は削りやすい・やわらかめのフローライトで研磨していきます。一方、少し難易度が高いのは、
・オパール(6)→遊色効果を薄める原因に。価格も高くハイリスク
・ラブラドライト(6.5)→シラー効果を薄める原因に。しかも硬め
・クォーツ(水晶系)→硬くて削りづらい。人力で加工は困難
以上の4種です。いずれも中級者向けです。慣れてきたら勿論OKですが、最初のうちは簡単なものからお奨めします。
2.用意品(準備)
まずは取り揃えたいものがあります。プロでなければ以下のもので十分です。
・ダイヤモンドやすり(あれば)
・磨く原石
・新聞紙
・水

最低でもこれさえあればOKです。耐水ペーパーの品番は、
・#200~300〃
・#500前後
・#800前後
・#1000前後
・#1500
・#2000
といった感じです。数字が小さいほど粗く、よく削れますが、見た目は汚いです。#番号が大きくなれば滑らかに仕上げることができます。基本#100→#250→400…といったように磨いていきます。本気でピカピカにしたい人は、少し高いですが#5000や#10000も売っています。
ダイヤモンドやすりはほぼすべての鉱物を削れるので、やろうと思えばダイヤモンドやルビー、サファイアも削れますが、時間がかかります。削るスピードはやすりとあまり変わりませんが、スティック型になっています。
- 耐水ペーパー、紙やすり→カインズホームなどのホームセンター、100均、ネット
- ダイヤモンドやすり→100均など
- 原石→ネット、店頭などで売ってます。やわらかめの鉱物がおすすめ
- 新聞紙→なんでも。紙でもよい。下にひく用です。
- 水→家の水道水※水に弱い石もあるので注意
研磨に必須の道具のお値段目安↓
#80~1000…1枚¥100
耐水ペーパー
#100~2000…1枚¥100
#2000~10000…1枚¥400(ホームセンターだと500円近い)
ダイヤモンドやすり
1本¥500~2000(100均ならそれ以下)
原石
フローライト…1個¥300~600
ラピスラズリ…1個¥500~2000
オパール…1個¥1500~10000以上
3.研磨実践(準備)
まずは準備をします。
②皿などに水を入れて新聞紙の上に置く
③耐水ペーパー、ダイヤモンドやすりと原石を置く

①新聞紙を机に敷く
これはそのままです。私は撮影の便宜上、布でやっていますが、新聞紙の方が好ましいです。
②水を入れる※皿は汚れる・削れる覚悟

私は綿棒が入っていたカップを使いました(笑)要らない容器を使用しましょう!研磨材や鉱物の粉で傷つきます。食器用の皿だと鉱物の粉で傷つき、その粉が入り込むのでやるなら安いプラスチック製にしましょう。
③残りの準備
あとは机に原石と耐水ペーパーをのせるだけです。耐水ペーパーは小さく(二分の一~四分の一)にしておくとやりやすかったですが、小さくしすぎると片付けが大変。
4.研磨実践(前半)
#の番号が小さいものから。#番号はやすりの裏側に書いてあります。

↑この場合、#400
⑤#300程度で5~15分研磨
⑥#400(以下#300と同様)
⑦#600
⑧#800


④#180
まずは荒く削ってOK。削りたい面をやすりにかけていきます。力は込めますが、あまり強くやると(フローライトは特に)クラック(ひび)や欠けができてさらに多くの時間を費やすことになるので注意。
鉱物には決まった方向に割れやすい性質(劈開)をもつものが多く、適当にやると延々と傷とりに時間がかかります。

これが#180とダイヤモンドやすり終了後。クラック除去により溝が発生(笑)この#100前後が一番大変です!
適当にやっても20分程度。
⑤⑥#400
次は250、300と行きたいところですが、家にないので(笑)#400。見づらいですが削りました。

ここは10分程度で仕上げます。形が整ってきて疎かに研磨しがちですが、あとあとのテカリや透明度に直結するので気を付けます。
⑦⑧#800

5.研磨実践(後半)
#1000以上の細かいやすりで仕上げます。人によっては#10000程度まで研磨してもよいですが、時間がかかります。ただ、仕上がりはピカピカになると思います。
⑩#1500で同じく研磨
⑪#2000
(⑫#2500)
(⑬#3000)
(⑭#5000)
(⑮#10000)
⑨#1000
#1000からはやすりにかけても音が「ガリ、ゴリ」という音から「シャリ、サラ」というように軽く滑らかな音になってきますが、油断大敵。丁寧に。

⑩#1200

#1200がない人は#1500でやりましょう。#1000番以降は各5~15分でよいです。長い時間を描ければ綺麗な仕上がりになります。
⑪#1500

かなり滑らかになってきました。まだピカピカとはいきませんが、テカリも出てきました。
⑫~⑭#6000


スティック型のやすりは楽~!(笑)
#3000以上のやすりはお値段が張るので、#6000と#10000のみ購入。一枚数百円するので、#6000は200円台のスティック型にしましたが、買って正解。指がつるのを多少防げる。
⑮#10000


このピンクのやつが#10000。触ってもやすりという感じはあまりしません。若干凹凸がある程度。精密に作られていることが分かります。
夜の隙間時間でやったので、合計40分で終わりにしました!
6.完成品&飾り方

最初は↑のようにザラザラでしたが…。



↑このようにある程度滑らかになりました!
原石として飾っても良いですし、立てかけられない原石の一部分だけ磨いて、原石が自立できるようにするのも研磨目的の一つです。
私はブログ用にやったので急いでしまいました。そのためちょっと汚い…。大量の種類のやすりを買って一つの工程に20分かければ、見違える出来になると思います(笑)
7.研磨のコツ
手がつって、腕の筋肉が少しおかしくなるかもしれないので、手や腕に疾患や心配がある方はお止めください。
やるときはスティック型やすりもおすすめ。机にやすりを置いて、石の方を動かします。近くに水を置いて、常に水にぬれているようにします。
片付けは簡単ですが、研磨した後に粉が出るのでそこだけ注意してください。(水で研げば基本的には大丈夫ですが)
8.まとめ
やってみると面白いですが大変です!暇があるときにでもチャレンジしてみてください!思ったよりも自分の思い通りの形に削るのには時間がかかります。
ただ、材料費はやや安め(1500円~4000円)なので、長期休暇などにおすすめです!新聞紙などは家にあると思うので、やすりと原石だけでも始められます。正直原石の値段で材料費は決まります。
みなさんもぜひ試してみてください!
↓ジオードクラッキングも家でもできておすすめです! ジオードについて詳しくまとめた記事
shokubutsumedaka.hatenablog.com