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パッションフルーツは育てられる?経験から地域ごとに解説

 今回は果物第2弾、これも珍しい「パッションフルーツ」について。私が実際に育ててみて、経験を交えた育て方を詳しくご紹介していきます!

 

目次
 

 

 

1.パッションフルーツって?

 パッションフルーツは、主に日本では育てられていない、暖かいところを好む果物。八百屋や一部のスーパーなどでは目にしたこともあるのではないでしょうか。

1-1.味

 味は甘味と酸味が強く、やや濃厚。種まで食べられるので、食感が面白いです!

 黄色のゼリー状果肉に、黒い種が入っていて、種はボリボリとした食感。新感覚です!

 

2.日本では育てられる?

 結論として、非常に難しいですが、手間をかければ可能です。

 

パッションフルーツの基本データ
 耐寒性:弱い(氷点下や雪は避ける。)
 耐暑性:強い(日本ならOK)
 難易度:普通、特別難しくない
 収穫量:1年で2桁に乗る程度
おすすめ:地植えが望ましいが日本では寒いので厳しい
 病害虫:ほぼなし(安心)
開花時期:春
収穫時期:夏から秋

「私、手間をかけられないよ。」という方は、少し難しいかもしれませんが、お住いの地域によっては手間を省けます。温暖化が進むと日本でも楽に育てられてしまうかもしれません。

 以下は地域ごとに育てやすさをランク付けしてお答えします。(ABCDE)難易度はAが一番難しいです。理由の詳細は3.を見てください!

2-1.北海道と東北北部および山地

 

説明

期待値 :E(期待無し)
難易度 :A(非常に難しい)
おすすめ:E(おすすめしない)
総合  :E(かなりの管理が必要!)

雪が降るので、冬場の管理が大変です。詳細は3.を。

2-2.東北南部から日本海側各地、佐渡、対馬

 

説明

期待値 :D~E(あまり期待なし)
難易度 :A(非常に難しい)
おすすめ:E(おすすめしない)
総合  :E(手間がかかる)

やはり寒さにやられる、といった感じ。

2-3.房総半島以外の関東平野、滋賀県

 

説明

期待値 :C~D(あまり期待できない)
難易度 :B(難しい)
おすすめ:D(あまりおすすめできない)
総合  :D(手間がそれなりに…)

こちらも冬に氷点下になるので厳しい。

2-4.甲信越、岐阜県

 

説明

期待値 :D~E(ほぼない)
難易度 :B(難しい)
おすすめ:E(おすすめしない)
総合  :E(冬場の管理が…)

冬場の寒さに耐えられない!

2-5.房総半島~和歌山県の太平洋側(紀伊半島も)、伊豆諸島

 

説明

期待値 :B~C(やや期待できないが、可能性有り)
難易度 :B(難しめ)
おすすめ:D(おすすめするほどではない)
総合  :C(手間はかかるが、日本の中では良い方)

氷点下にはまだなりにくいですが、怪しいライン。

2-6.中国、四国の瀬戸内

 

説明

期待値 :C(あまり期待なしだが、可能性あり)
難易度 :B(難しい)
おすすめ:D(おすすめできない)
総合  :C(手間がかかる)

たまに雪も降るので、おすすめはしません。

2-7.高知県、九州南部

 

説明

期待値 :B~C(期待できなくはない)
難易度 :C(やや難しいが、日本の中ではかなり○)
おすすめ:C(普通。試してみる価値あり)
総合  :B(育ててもよい、ややおすすめ)

温暖な方ですが、降雪がある際は室内へ。

2-8.奄美諸島、沖縄、小笠原諸島

 

説明

期待値 :A(非常に期待できる!)
難易度 :D(やや易しい)
おすすめ:A(非常におすすめ)
総合  :A(日本の中で一番良い場所)

寒くないこの地域では、栽培に最適といっても過言ではない

3.各地域ごとの育て方



3-1.北海道、東北、日本海側、甲信越、岐阜県、山地、佐渡、対馬

 日本の中でも、寒さが厳しいです。雪が冬場に振るので、パッションフルーツの室内への避難が必須。地植えはできないので、温室か鉢で育てるかの二択になってしまいます。収穫量の点からも、おすすめはしません…

 育てる場合には、最低気温が10℃を超えるようになったらひとまず安心ですが、北海道の一部では真夏しか無理…なので、ほぼ諦めるべきです。

3-2.関東から紀伊半島の太平洋側、伊豆諸島、瀬戸内

 場所によっては冬場に雪が降り、すべての地域で寒いので冬場に屋外で管理するのは危険です。室内に取り込むため、鉢での管理をしますが、毎回大変。氷点下は厳しいです。太陽の光がない室内ではもちろん元気はなくなると想定できるので、おすすめはできません。私も枯らしました。

3-3.高知県、九州南部

 こちらはまだ期待できる地域の一つ。冬の雪だけ注意しますが、高知県はあまり雪も降らないのではないでしょうか。氷点下になる冷え込みのときは室内が理想。それでも試す価値はある、日本の中では適した地域です!

3-4.南西諸島と小笠原諸島

 雪や寒さとほぼ無縁のこの地域は、日本で一番パッションフルーツに適した気候といえます!特に、沖縄と小笠原諸島では一年を通して栽培が楽だと考えられます。本州在住の人からすると考えられないような気候なので、ぜひ栽培をしてみてはどうでしょうか。

 

4.育て方~本州から九州~

 春から秋にかけては、ふつうの植物と同じように管理ができるので、簡単です!逆に言えば、冬に室内の環境が整う人にはおすすめできます。病害虫は少ないし、何より独特の味は虜になります(笑)

 冬は朝晩だけでも室内に取り込んで、枯れるのを防ぎましょう。場所によってはなんとか屋外でも持ちこたえられるかもしれませんが、保証できません。

 

5.育て方~南西諸島、小笠原諸島~

 通年、普通の植物と同じように管理します。病害虫は少ないので、理想的。こちらの人々にはぜひ育ててみていただきたいです!もちろん地植えもOK。つる性でバネのような茎?があるので、それを固定しながら生育させます。

パッションフルーツの花。南国を思わせる、独特の形状



6.収穫

 赤く色づき、シワが出てきたら収穫します。シワが多くなるまで室内で追熟させると甘くなります!半分に切るなどしたり、種をジュースやスムージーに入れてもよさそう。

7.まとめ

 パッションフルーツは、まとめると

・南西諸島と小笠原には最適!!
・九州南部と高知県は許容範囲
・その他の地域は寒さ対策が必須
育てること自体は難しくない

 

といったところでしょうか。大部分の人に向かって「育てるな!」と言っているように見えてしまっているかもしれませんが、冬に管理できる人にはむしろおすすめです。

 

ぜひ、あのトロピカルな果物の味を楽しんでみてください!スーパーなどで試しに買ってみて、口に合えば購入、という形でも十分良いと思います!

 

みなさんも、特に暖かい地域の方は、挑戦なさってみてください!